『変な家』雨穴 ネットで100万回読まれた不動産ミステリー!
どもっ、本好きなのに読書をする時間が取れなくて、ストレスが溜まっているカプリです(;´д`)
先日、久しぶりに本屋さんに行ったとき、あまりにも面白くて第一章を一気に立ち読みしていまい、思わず買ってしまった『変な家』を読み終えました。
私はまったく知らなかったのですが、筆者の雨穴さんは人気のあるYoutuberで、『変な家』も、もともとは雨穴さんがYoutubeで紹介したものが書籍化されたもののようです。
第一章から第三章まで、3棟の奇妙な家の間取りを読み解いていくのですが、これがとても面白かったです。
第四章(最終章)では、事件の発端となった「左手供養」の呪いの掟の全貌が明らかになります。
私は宅建士と二級建築士の資格を持っており、折り込み広告や不動産紹介サイトで、マンションや戸建ての間取りを眺めるのが好きなタイプの人間なので、楽しみながら読むことができました。
ただし、ミステリーの完成度として考えると、突っ込みどころが何点かあります(^^;)
「謎の空間が狭すぎるのではないか?」
「証拠隠滅のために、変な家は売りに出さずに解体した方が良いのではないか?」
変てこりんな間取りに対しての、登場人物たちの推測にちょっと無理があるなあと感じてしまいます(>_<)
それにしても、間取りを利用した不動産ミステリーというジャンルは面白いかもしれませんね。
続編に期待してしまいます(^^)
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