『勝てる投資家は「これ」しかやらない』上岡正明 過去の経験・データから再現性を見つけ出して未来を予想する
どもっ、億トレーダーに憧れているカプリです(^^)
今回読んだのは、2021年12月に発売された『勝てる投資家は「これ」しかやらない』です。
著者の上岡正明さんは億トレーダーのYouTuberです。
略歴によると、株式会社フロンティアコンサルティングの代表取締役で、いくつかの大学で講師をされているようですね。
株式投資の具体的なテクニックよりは、どちらかというとメンタルに重点を置いた内容で、とても読みやすく、あっという間に読み終わりました。
個人的にはすでに知っていることが多かったので、参考になったとはいいにくいですが、自分への戒めというか、再確認になったのは、次の3点です。
1 過去のデータから、未来を予想して投資する!
これは、過去の株価チャートや金融の動きを観察して、そこから法則性を見いだし、ベストなタイミングで投資をするということです。
つまり、再現性から未来を予想して投資をするということですが、この本の核というか、全編にわたって、詳しく説明されています。
まあでもこれって、かなりの時間と労力が必要ですよね(;´д`)
過去の株式投資のデータを研究して、自分のなかに投資の引き出しを増やしていかなければなりません。
でも、もしも過去のデータから共通項をたくさん見つけられたら、自分だけのオリジナルの勝ちパターンを発掘できるかもしれませんから、夢はありますね(^^)
2 売買ノートを書く!
これは重要ですね!
重要なのに、私はサボりがちで、しょっちゅう自己嫌悪に陥っています(>_<)
買った理由、売った理由、何故しくじったのか、それらを箇条書きでもいいから書いておくと、あとで売買ノートを振り返ったときに、今後の投資の参考になることがあります。
私は、システム手帳の日記帳に、売買の簡単なメモだけは残しておくようにしています。
やはり、書いておかないと忘れてしまいますからね(ノへ ̄、)
3 ポジポジ病に気をつける!
これは私のことですね。
なにを隠そう、私はポジポジ病です。
自分ではわかりませんが、ひょっとして重症かもしれません。
ポジポジ病とは、株式投資においては、常になんらかの銘柄を保有していないと落ち着かない症状のことをいいます。
私は、売買をしないと損をしてしまうような気持ちになって、焦ってエントリーしてしまったことが何度もありますが、まさにポジポジ病の症状ですね。
この本では、株は衝動買いをしてもうまくいかないので、ポジポジ病解消のために、トレードをする時間を固定する方法をおすすめしています。
まあ確かに、ずっと相場をみていると、「いまこの銘柄を買わないと損をしてしまうんじゃないか」という思考になりがちですよね。
という訳で結論は、勝てる投資家がやるのは、過去の法則や経験に基づいて勝てる共通パターンを見つけだし、勝てるタイミングを狙って投資の判断をする、ということです。
まあ、それが難しいんですけどね(^◇^;)