氷河期脱出計画!

経済的自立を目指して、節約とDIYと資産運用で人生を乗り切れるか試行中(^_^;)

『最強の高配当投資』

すっかり体調を崩して、2023年は1冊も本を読まなかったカプリです(^_^;)
50歳を過ぎて調子が悪くなると、なかなか元には戻らないなと実感しました( ̄。 ̄;)
現在は2024年1月ですが、ブログを更新するのも1年半振りです(;´Д`)
そんな訳で、かなり久し振りに読んだ本が上岡正明さんの『最強の高配当投資』です。

最強の高配当投資

全部で159ページの比較的薄い本ですし、たくさんチャートが盛り込まれているので読みやすく、さくさくっと読了することができました。
さっそくみていきましょう!

プロローグ 年数万円レベルではない、本当の配当生活を実現する!

この本はうねり取りの手法について書かれているのですが、まずは銘柄選びについてです。
銘柄は配当利回り3パーセント以上のものを選ぶべし!
理由は、買った銘柄が含み損を抱えたとしても、配当金をもらえれば我慢できるからだそうです。
株価がうねっている期間は銘柄によって違いますが、数年保有するかもしれないことを考えると、高配当だと確かに精神的には楽ですね(^^;)

第1章 「高配当&億り人」銘柄をスクリーニングする7つの条件

銘柄は配当利回り3パーセント以上という他に、配当性向が30パーセントくらい、増配傾向であること、という条件を加えてスクリーニングするべし!
更にPBR1倍以下、赤字であれば黒字転換しそうな銘柄を探すべし!
理由は、配当と売却益を狙うためです。
ちなみに章のタイトルに「スクリーニングする7つの条件」とあるのですが、7つが何を指すのか、私にはわかりませんでした(;´Д`)
各証券会社のスクリーニング機能を使って「配当利回り3パーセント以上、配当性向30パーセント、PBR1倍以下」などで銘柄を絞り込んだとしても、最終的にチャートの形がよいものを自分の目でみて選ばなければなならいので、けっこう時間はかかりそうだなと思いました。

第2章 最強チャートパターンの見つけ方

チャートは日足→週足の順でみて、安値を見極めてから買いエントリーするべし!
買いエントリーしたら、どこで売るかを決めておくべし!
買うときはいっぺんに買うのではなく、3回くらいに分けて買うべし!
移動平均線を活用して、買いエントリーできる株価水準まで待つべし!
マジで買いエントリーする位置で勝率が決まるので、待つべし!
上岡さんは、勝敗はどこでエントリーするかで9割決まると力説されています。
買い時を逃したくないからと高値で買ってしまったり、人気株というだけで買ってしまうと、負ける確率が高くなるということですね。

第3章 ファンダメンタルの作法

毎日必ずチェックしておきたいメディアとして「会社四季報オンライン」「日本経済新聞 電子版」「ブルームバーグ」「ロイター」「ヤフーファイナンス」の5つが紹介されています。
情報を分析して、自分なりに未来の仮説が立てられるようになると、数年後に伸びる銘柄を発掘できるようになると書かれています。
情報をチェックして、自分の頭で考える訓練を繰り返すと、独自の基準で投資判断ができるようになるそうですが、これはなかなか難しそうです(^^;)

第4章 決算で配当を確かめ、チャートを見て売買する!

この章はこれまでのまとめです。
銘柄は高配当でチャートがうねっているものから選んで、インカムゲインキャピタルゲインの両取りをするということですね。
上岡さんがこれまで売買した銘柄のチャートが10パターンほど載っています。
高値と安値がわかりやすいチャートを使って、買った位置と売った位置について説明されています。
まったく同じチャートは存在しませんが、同じような形のチャートが出現することはあるので、今後の株の売買に活かせそうです。

感想

私がやっているトレードの手法はこの本に書かれていることに似ているので、とても納得できる内容でした。
上岡さんのように上手く売買出来るかというと、簡単にはいかなさそうですが、勝率を上げるためには、買いエントリーできる株価になるまで待つことが重要だと改めて感じました。