氷河期脱出計画!

経済的自立を目指して、節約とDIYと資産運用で人生を乗り切れるか試行中(^_^;)

二級建築士の受験資格を得るために通信制の大学に通ってみたら、大変だったけど、学ぶことは多かった(^^)

どもっ、建築とは関係のない仕事をしているカプリです(^_^;)

今回は以前に書いた下記の記事の補足です。

caprricone.hatenablog.com

私は2021年に二級建築士の試験に合格したのですが、受験資格である学歴を得るために、愛知産業大学の通信教育部に通いました。

通信教育ではありますが、月に2,3日はスクーリング会場で講義を受けていたので、個人的には通っていたと書きたいです。

単位を取るための試験もスクーリング会場で受けていましたから、想像していたよりは大学に通ったなあという印象です。

スクーリングは1科目を2日間で完結できるように日程が組まれていて、月に1回、連続した土日(金曜日と月曜日の祭日の場合もある)に通っていました。

東京のスクーリング会場まで片道2時間くらいかかるので、しんどいなあと感じていましたが、北海道や台湾から泊まりがけで講義を受けに来る人もいて、頭が下がる思いがしたものでした。

だって、月に1回、飛行機で東京まで来てホテルに泊まるんですよ!

卒業するまでの旅費は結構な金額になるはずですから、相当気合いを入れて、ある程度の出費を覚悟しなければ、勉強を続けることはできないでしょう(>_<)

f:id:caprricone:20220209130605j:plain

飛行機

スクーリングでは主に建築模型を作って、みんなの前で発表するということをやっていました。

わたしは建築模型を作るのは生まれて初めてだったのですが、大学に行って、一番の収穫は建築模型の作り方を学べたことかもしれません。

実際、建築模型を作るのは、なかなか楽しかったです(^^)

学生の皆さんは年齢も20代から60代までいろいろな人がいました。

なかにはすでに建築の仕事をしており、知識と経験が豊富な学生がいて、そんな人のプレゼンテーションを聞くのはめちゃくちゃ勉強になりました。

プレゼンテーションの後で、講師のかた達が講評をしてくれるのですが、そのアドバイスが実に的確で、それがまた勉強になりました。

f:id:caprricone:20220209141004j:plain

勉強

まあ、今となってはいい思い出ですが、通っている3年間はキツかったですね(^^;)

当たり前ですが、仕事をしながら大学に通うのって、精神的にも体力的にもだいぶしんどいです。

最大の難関である卒業制作は、建築模型がA1(594mm×841mm)サイズなので、めちゃくちゃ時間がかかりました。

模型は保存しておきたかったのですが、かなり場所を取るので、狭い我が家には置いておけず、卒業後すぐに処分してしまいました(T_T)

卒業制作のプレゼンテーションは、ゼミの担当の講師のかたに教えていただきながら、4月から卒業発表の1月まで、10ヶ月間をかけて少しずつ仕上げていきます。

そのときは無我夢中でしたが、たいしたプレゼンでも模型でもなかったのに、よく卒業できたものです。

私の卒業制作の成績はギリギリのランクでしたが、ここだけの話、きちんとプレゼンテーションをこなし、模型を完成させれば、卒業制作の単位を落とすことはないようです(^^;)

それにしても、建築を勉強してから、世の中を見る目が変わったと感じます。

以前は、道を歩いていてもクルマを運転していても、特に何も感じなかったのですが、いまは、なんとなく気になる建物を見かけると、ちょっと心が躍ります。

世の中、建物だらけなので、建築を学んでからは、毎日の生活で何かしら気づくことが多くなったなあ(^_^)

大変だったけど、大学に行って良かったです。